47B030第47回 救急救命士国家試験 過去問

両側の瞳孔散大を特徴とする中毒原因物質はどれか。1つ選べ。

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正解: 1

正答

1.覚醒剤

この問題のポイント

両側の瞳孔散大(散瞳)は交感神経刺激薬(覚醒剤・コカイン)や抗コリン薬の中毒でみられます。サリン、有機リン、モルヒネは縮瞳を来します。

解説

覚醒剤はカテコラミンの放出を増やして交感神経を刺激するため、散瞳、頻脈、高血圧、高体温、発汗、興奮を来します。サリンや有機リンはコリンエステラーゼを阻害してアセチルコリンが過剰になり縮瞳・流涎・徐脈・気管支分泌亢進を来し、モルヒネなどのオピオイドは縮瞳と呼吸抑制が特徴です。アセトアミノフェンは瞳孔に変化を来さず、遅れて肝障害を起こします。

選択肢の確認

1.覚醒剤:交感神経刺激で散瞳します。正答です。
2.サリン:縮瞳を来します。
3.モルヒネ:縮瞳を来します。
4.有機リン:縮瞳を来します。
5.アセトアミノフェン:瞳孔の変化はなく肝障害が問題です。

覚えるポイント

「散瞳=覚醒剤・コカイン・抗コリン薬」「縮瞳=有機リン・サリン・オピオイド」。

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