第47回・2024年
47D011|第47回 救急救命士国家試験 過去問
あなたは通信指令員である。路上で老人が倒れていて声をかけても全く反応がないとの携帯電話からの救急要請が若い女性から入った。周囲には全く人影がないという。あなたは次のように通話した。 「すでに救急車の手配は行いました。救命処置をしていただきたいので携帯電話をスピーカーモードにしてください。(A胸と腹の動きを見て呼吸しているか確認してください。)(B呼吸しているかわからなければすぐに胸骨圧迫をしてください。)(C人工呼吸は行わなくても構いません。胸骨圧迫のみ続けてください。)(D胸骨圧迫は1秒間に2回のテンポで行ってください。)(E胸骨圧迫は2分毎に中断して声をかけて反応があるか確認してください。)まもなく救急隊が着きます。」 口頭指導として適切でないのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解5
正答
5.E
この問題のポイント
胸骨圧迫は途中で止めないのが原則なので答えは5です。2分ごとに中断して反応を確かめさせる指示は不適切です。
解説
口頭指導とは、通信指令員が電話で救命処置のやり方を伝えることです。
胸と腹の動きで呼吸を確認させ(A)、迷ったらすぐ胸骨圧迫を始めさせます(B)。
人工呼吸ができなければ、胸骨圧迫だけを続けてもらいます(C)。
テンポは1分間に100〜120回で、「1秒間に2回」(D)はその目安として伝えられる表現です。
圧迫は救急隊が着くまで、または傷病者が動き出すか普段どおりの呼吸を始めるまで続けます。
2分ごとに中断して反応を確認させる(E)と、脳や心臓への血流が途切れるので適切ではありません。
選択肢の確認
1.A:胸と腹の動きによる呼吸確認は適切です。
2.B:迷えば直ちに胸骨圧迫を行う指導は適切です。
3.C:胸骨圧迫のみの継続は適切です。
4.D:1秒間に2回は100〜120回/分の目安として許容される指導です。
5.E:2分ごとの中断は圧迫の中断を増やすため不適切です。正答です。
覚えるポイント
「口頭指導=迷ったら圧迫、圧迫のみでよい、100〜120回/分、救急隊到着まで中断しない」。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。
解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。
学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。