48A039|第48回 救急救命士国家試験 過去問
脈が不整の成人傷病者でも脈拍数を正しく測定できるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5.パルスオキシメータ
この問題のポイント
脈が不整でも実際に末梢まで届いた拍動を数えられるのはパルスオキシメータの脈波(脈拍数表示)です。心電図は電気的な興奮を数えるため、心房細動などでは実際の脈拍数と一致しないことがあります。
解説
心房細動では心室の収縮が不規則で、弱い収縮は末梢まで脈として伝わらないため、心電図の心拍数と触診やパルスオキシメータで数える脈拍数に差が生じます(脈拍欠損)。パルスオキシメータは末梢の拍動を検出するので、実際の脈拍数を正しく表示します。聴診器は心音を聴くもので脈拍数の測定には適さず、カプノメータは呼気CO2を測る器材です。
選択肢の確認
1.聴診器:心音を聴取する器材で末梢脈拍の測定には使いません。
2.12誘導心電図:電気的な心拍数で脈拍数とは異なることがあります。
3.カプノメータ:呼気CO2の測定器です。
4.心電図モニター:電気活動のみを数えます。
5.パルスオキシメータ:末梢の拍動を数え、不整でも脈拍数を正しく測定できます。正答です。
覚えるポイント
「心電図=心拍数(電気)」「パルスオキシメータ・触診=脈拍数(実際の拍動)」「差=脈拍欠損(心房細動)」。