48A054|第48回 救急救命士国家試験 過去問
痙攣発作によって低下するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・2
正答
1.pH、2.SpO2値
この問題のポイント
痙攣発作では換気障害で低酸素となりSpO2が低下し、乳酸の蓄積とCO2の貯留でpHが低下(アシドーシス)します。体温、乳酸値、PETCO2は上昇します。
解説
全身性の痙攣中は呼吸が妨げられて低酸素血症と高二酸化炭素血症が起こり、筋肉の激しい収縮で乳酸が産生されるため代謝性と呼吸性のアシドーシスが重なりpHは低下します。筋収縮による熱産生で体温は上昇し、CO2産生の増加と換気低下でPETCO2も上昇します。発作後は自然に回復しますが、重積では気道確保と酸素投与が必要です。
選択肢の確認
1.pH:アシドーシスにより低下します。正答です。
2.SpO2値:換気障害で低下します。正答です。
3.体温:筋収縮で上昇します。
4.乳酸値:嫌気的代謝で上昇します。
5.PETCO2(呼気終末二酸化炭素分圧):CO2貯留で上昇します。
覚えるポイント
「痙攣中:低下=pH・SpO2、上昇=体温・乳酸・CO2」。