第48回・2025年
48A056|第48回 救急救命士国家試験 過去問
胸痛の強さが短時間でピークに達するのはどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.大動脈解離
この問題のポイント
発症した瞬間に痛みが最強になるのは大動脈解離なので、答えは2です。血管の内膜が裂けた瞬間に激痛が起こるためです。
解説
大動脈解離(大動脈の壁が裂ける病気)では、裂けた瞬間に最大の激痛が出ます。「引き裂かれるような痛み」と表現されます。解離が進むと痛みは胸から背中・腰へ移動します。一方、心筋梗塞の痛みは数分かけてだんだん強くなります。心筋炎・胸膜炎・逆流性食道炎の痛みも徐々に始まります。帯状疱疹の痛みは皮疹より先に数日かけて出てきます。突然のピーク、移動する痛み、血圧の左右差が解離を疑う三点です。
選択肢の確認
1.帯状疱疹:数日かけて出てくる神経の痛みです。
2.大動脈解離:発症の瞬間に痛みが最大になります。正答です。
3.急性心筋炎:痛みは徐々に出てきます。
4.急性胸膜炎:呼吸に伴う痛みで、徐々に出てきます。
5.逆流性食道炎:食後などに徐々に出てきます。
覚えるポイント
「発症の瞬間に最強の痛み=大動脈解離(くも膜下出血も同様)」「徐々に増強=心筋梗塞」。
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