第48回・2025年
48A058|第48回 救急救命士国家試験 過去問
医師から動悸時の息ごらえを指導される疾患はどれか。1つ選べ。
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正解5
正答
5.発作性上室頻拍
この問題のポイント
息こらえで止まることがある不整脈は発作性上室頻拍なので、答えは5です。息こらえが迷走神経を刺激して頻拍の回路を断つからです。
解説
発作性上室頻拍は、房室結節を含むリエントリー回路(電気がぐるぐる回る回路)で起こる規則的な頻拍です。迷走神経(心臓をゆっくりさせる神経)を刺激すると房室結節の伝導が抑えられます。すると回路が断たれて頻拍が止まります。息こらえ(バルサルバ手技)はその代表的な方法です。冷水刺激なども同じ効果があります。心房細動・心室頻拍・洞性頻脈・心室性期外収縮は迷走神経刺激で止まる不整脈ではありません。特に心室頻拍は緊急性が高く、自己対処を指導することはありません。
選択肢の確認
1.心房細動:迷走神経刺激では止まりません。
2.心室頻拍:緊急性が高く、息こらえの対象ではありません。
3.洞性頻脈:発熱・貧血などの原因の治療が必要で、息こらえの対象ではありません。
4.心室性期外収縮:息こらえの対象ではありません。
5.発作性上室頻拍:迷走神経刺激で止まることがあります。正答です。
覚えるポイント
「発作性上室頻拍=突然始まり突然終わる、迷走神経刺激(息こらえ)で停止することがある」。
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