第48回・2025年

48A060|第48回 救急救命士国家試験 過去問

意識障害を来す疾患で、体温の上昇を特徴とするのはどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.甲状腺クリーゼ

この問題のポイント

体温が上がる意識障害は甲状腺クリーゼなので、答えは2です。甲状腺ホルモンが多すぎて代謝が極端に高まるからです。

解説

甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモン(代謝を高めるホルモン)が過剰になった危険な状態です。バセドウ病の人が感染や手術をきっかけに発症します。38℃を超える高体温、130/分を超える頻脈、発汗がみられます。興奮からせん妄・昏睡へ進み、心不全や下痢・嘔吐も起こします。粘液水腫性昏睡は逆に甲状腺ホルモンが足りない状態で、低体温・徐脈・低換気になります。肝性脳症・一酸化炭素中毒・糖尿病ケトアシドーシスでは体温上昇は特徴ではありません。

選択肢の確認

1.肝性脳症:体温上昇は特徴ではありません。
2.甲状腺クリーゼ:高体温と頻脈を伴う意識障害です。正答です。
3.一酸化炭素中毒:体温上昇は特徴ではありません。
4.粘液水腫性昏睡:甲状腺ホルモン不足で、低体温が特徴です。
5.糖尿病ケトアシドーシス:体温上昇は特徴ではありません。

覚えるポイント

「甲状腺クリーゼ=高体温・頻脈・発汗・意識障害」「粘液水腫性昏睡=低体温・徐脈・意識障害」。

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