48A064第48回 救急救命士国家試験 過去問

血液中の量が多い状態でも急性の意識障害を起こさないのはどれか。1つ選べ。

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正解: 1

正答

1.酸素

この問題のポイント

血液中の酸素が多い状態(高酸素)は急性の意識障害を起こしません。アンモニア(肝性脳症)、水素イオン(アシドーシス)、ナトリウム(高ナトリウム血症)、二酸化炭素(CO2ナルコーシス)の増加はいずれも意識障害の原因になります。

解説

高濃度酸素の投与でPaO2が高くなっても、それ自体で急性の意識障害は起こりません(COPDでのCO2蓄積は別の機序です)。アンモニアの増加は肝性脳症、水素イオンの増加すなわち高度のアシドーシスは意識障害、高ナトリウム血症は脱水に伴う意識障害・痙攣、二酸化炭素の蓄積はCO2ナルコーシスを起こします。

選択肢の確認

1.酸素:増えても急性の意識障害は起こしません。正答です。
2.アンモニア:肝性脳症の原因です。
3.水素イオン:アシドーシスによる意識障害の原因です。
4.ナトリウム:高ナトリウム血症で意識障害を来します。
5.二酸化炭素:CO2ナルコーシスの原因です。

覚えるポイント

「意識障害を来す血液の異常=アンモニア・CO2・酸(アシドーシス)・ナトリウム異常・血糖異常」「酸素過剰は急性の意識障害を起こさない」。

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