第48回・2025年
48A073|第48回 救急救命士国家試験 過去問
急性心筋梗塞の急性期の重篤な合併症はどれか。1つ選べ。
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正解1
正答
1.心破裂
この問題のポイント
急性心筋梗塞の急性期の重篤な合併症は心破裂なので、答えは1です。壊死した心筋が脆くなって破れるからです。
解説
心筋梗塞で壊死した心筋は脆くなります。発症から数日以内に左心室の自由壁が破裂することがあります。すると心膜腔に出血して心タンポナーデ(心臓が血液に圧迫されて動けない状態)となり、多くは急死します。心室中隔穿孔や乳頭筋断裂による急性僧帽弁閉鎖不全も重篤な合併症です。急性期の致死的合併症には心室細動などの致死性不整脈、心原性ショックもあります。心房中隔穿孔や大動脈弁閉鎖不全は心筋梗塞の合併症として典型的ではありません。心房細動は起こり得ますが重篤な急性期合併症の代表ではありません。肺血栓塞栓症は長期臥床の合併症です。
選択肢の確認
1.心破裂:心タンポナーデを起こす急性期の重篤な合併症です。正答です。
2.心房細動:合併することはありますが、最も重篤ではありません。
3.心房中隔穿孔:心筋梗塞で起こるのは心房中隔ではなく心室中隔穿孔です。
4.肺血栓塞栓症:心筋梗塞の直接の合併症ではなく、長期臥床の合併症です。
5.大動脈弁閉鎖不全:心筋梗塞で起こるのは乳頭筋断裂による僧帽弁閉鎖不全です。
覚えるポイント
「心筋梗塞の急性期合併症=致死性不整脈・心原性ショック・心破裂(自由壁・中隔・乳頭筋)」。
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