48B014|第48回 救急救命士国家試験 過去問
心電図伝送によって治療までの時間短縮が最も期待できるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.急性心筋梗塞
この問題のポイント
現場で記録した12誘導心電図を病院へ伝送すると、ST上昇型心筋梗塞を病院到着前に診断でき、カテーテル治療の準備によって再灌流までの時間を短縮できます。
解説
急性心筋梗塞では閉塞した冠動脈を早く再開通させるほど心筋の壊死が少なく予後が良いため、病院到着から治療開始までの時間短縮が重要です。心電図伝送でカテーテル室を事前に準備してもらうことでこの時間が短縮できます。気管支喘息、肺血栓塞栓症、急性大動脈解離、心タンポナーデは心電図で診断が確定する疾患ではなく、伝送による治療時間短縮の効果は限定的です。
選択肢の確認
1.気管支喘息:心電図で診断・治療方針が決まる疾患ではありません。
2.急性心筋梗塞:心電図伝送で再灌流治療までの時間が短縮できます。正答です。
3.肺血栓塞栓症:診断はCTなどによります。
4.急性大動脈解離:診断はCTによります。
5.心タンポナーデ:診断は超音波検査によります。
覚えるポイント
「12誘導心電図伝送=ST上昇型心筋梗塞の早期診断→カテーテル治療の時間短縮」。