48C007第48回 救急救命士国家試験 過去問

5歳の男児。川で溺れたところを通行人が救出し救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS100。呼吸数24/分。脈拍80/分。血圧88/62mmHg。SpO2値90%。目立った外傷所見はなく、口腔内に多量の水を認め、ゴロゴロ音がしている。 まず行うことはどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5.口腔内吸引

この問題のポイント

溺水で脈拍・呼吸があるが口腔内に多量の水がありゴロゴロ音がする傷病者には、まず口腔内を吸引して気道を確保し、酸素投与を行います。

解説

本例は意識JCS100ですが呼吸数24/分、脈拍80/分で心停止ではありません。口腔内の水によるゴロゴロ音は気道が閉塞しかけているサインで、吸引による気道確保が最優先です。その後、酸素投与や必要に応じて補助換気を行い、保温して搬送します。胸骨圧迫や人工呼吸、AED装着は心停止時の処置で、保温は気道確保の後に行います。溺水では腹部を押して水を出す処置は行いません。

選択肢の確認

1.保温:必要ですが気道確保の後です。
2.胸骨圧迫:心停止ではありません。
3.人工呼吸:自発呼吸があり、まず吸引で気道を確保します。
4.AED装着:心停止ではありません。
5.口腔内吸引:気道確保のために最初に行います。正答です。

覚えるポイント

「溺水で呼吸・脈拍あり+ゴロゴロ音=吸引で気道確保→酸素→保温」「水を吐かせる処置はしない」。

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