第48回・2025年
48C008|第48回 救急救命士国家試験 過去問
80歳の男性。レストランで食事中に突然苦しみだしたため、店員が救急要請した。 救急隊接触時、傷病者は椅子に座っており、喉に手を当て苦悶様の表情を呈している。 救急隊がまず行うべき対応として適切なのはどれか。1つ選べ。
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正解4
正答
4.声が出せるかを確認する。
この問題のポイント
まず声が出せるかを確かめるので、答えは4です。喉に手を当てる仕草(チョークサイン)は気道異物のサインで、声が出るかどうかで詰まり方の程度が分かるからです。
解説
食事中に急に苦しみ出し、喉に手を当てるのは気道異物の典型です。
声が出て咳ができるなら部分閉塞(少し空気が通る状態)です。
このときは咳を促して、悪化しないか観察します。
声も咳も出ないなら完全閉塞です。
すぐに背部叩打法や腹部突き上げ法で異物除去を試みます。
この判断のために、最初に「声が出せますか」と確認します。
酸素投与や気管挿管は詰まりを取らなければ意味がありません。
胸骨圧迫や頸動脈の確認は、反応がなくなってからの手順です。
選択肢の確認
1.酸素投与を開始する。:詰まりを取り除く方が先です。
2.胸骨圧迫を開始する。:反応がなくなった後に行う処置です。
3.頸動脈の拍動を確認する。:反応がある傷病者に最初に行う処置ではありません。
4.声が出せるかを確認する。:閉塞の程度を見分けるための最初の対応です。正答です。
5.気管挿管の指示要請を行う。:気道異物の除去が先で、適応ではありません。
覚えるポイント
「チョークサイン→声が出るか確認→出ない(完全閉塞)なら背部叩打・腹部突き上げ→反応消失でCPR」。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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