48C010第48回 救急救命士国家試験 過去問

40歳の男性。炎天下での農作業中にめまい、筋肉痛およびあくびを認めていた。その後倒れたので妻が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS10。呼吸数18/分。脈拍120/分、整。血圧100/60mmHg。体温38.9℃。大量の発汗を認める。 この傷病者が重症と判断する根拠はどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4.JCS10

この問題のポイント

炎天下の作業後に倒れた傷病者で、意識障害(JCS10)があればⅢ度熱中症と判断し重症です。めまい、筋肉痛、あくび、大量の発汗はⅠ度〜Ⅱ度の症状です。

解説

熱中症の重症度分類では、めまい・立ちくらみ・筋肉痛(こむら返り)・大量の発汗はⅠ度、頭痛・嘔吐・倦怠感・集中力低下・あくびなどはⅡ度、意識障害・痙攣・小脳失調などの中枢神経症状や肝腎障害・DICはⅢ度です。本例はJCS10の意識障害があり、体温38.9℃、頻脈、血圧低下を伴うため、重症熱中症として積極的な冷却と輸液の指示要請、集中治療が可能な医療機関への搬送が必要です。

選択肢の確認

1.めまい:Ⅰ度の症状です。
2.筋肉痛:Ⅰ度の症状です。
3.あくび:軽症〜中等症の症状です。
4.JCS10:意識障害はⅢ度の判断根拠です。正答です。
5.大量の発汗:Ⅰ度の症状です。

覚えるポイント

「熱中症で意識障害があればⅢ度(重症)→積極的冷却・輸液・三次医療機関」。

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