48D023第48回 救急救命士国家試験 過去問

68歳の男性。ウォーキング中に動悸と息切れが発生したため通行人が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS1。呼吸数24/分。脈拍72/分。血圧124/66mmHg。SpO2値94%。パルスオキシメータの波形を示す。 動悸を引き起こしたと考えられる不整脈はどれか。1つ選べ。

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正解: 3

正答

3.心房細動

この問題のポイント

図のパルスオキシメータの脈波は間隔も波高も不規則で、絶対性不整脈を示しています。動悸と息切れを伴う本例の不整脈は心房細動です。

解説

パルスオキシメータの脈波は末梢動脈の拍動を反映するため、心房細動では拍動の間隔がバラバラで、心室の充満時間の違いにより波高も一拍ごとに異なります。心室細動では脈波は出ず、上室頻拍や心房粗動、洞性頻脈では規則的な脈波になります。心房細動は脳塞栓症の原因にもなるため、心電図モニターで確認し、脈拍数と血圧を継続して観察します。

選択肢の確認

1.心室細動:心停止であり脈波は得られません。
2.上室頻拍:規則的で速い脈波になります。
3.心房細動:間隔と波高が不規則な脈波に一致します。正答です。
4.心房粗動:多くは規則的な脈波です。
5.洞性頻脈:規則的な脈波です。

覚えるポイント

「間隔も高さもバラバラの脈波=心房細動(絶対性不整脈)」。

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