48D030|第48回 救急救命士国家試験 過去問
生後4か月の乳児。呼吸が止まっているため、母親が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS300。心肺停止状態。心電図波形は心静止。体温35.0℃。皮膚は蒼白である。外表の異常は認めない。 20:00に哺乳させ、いつも通りにベビーベッドに寝かせ、就寝した。翌朝に哺乳をさせようとした時に顔色が悪く、呼吸をしていないことに母親が気付いたとのことである。 この病態の発生リスク因子となるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.両親の喫煙
この問題のポイント
乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク因子はうつ伏せ寝、両親の喫煙、人工栄養、早産・低出生体重、暖めすぎで、冬季に多く発生します。あおむけ寝、母乳栄養、予定日通りの出生はリスクを下げます。
解説
本例は外表に異常のない生後4か月の乳児が睡眠中に心肺停止で発見されており、SIDSが疑われます。厚生労働省はSIDS予防のため「1歳になるまではあおむけに寝かせる」「できるだけ母乳で育てる」「たばこをやめる」の3点を推奨しています。妊娠中や乳児の周囲での喫煙はSIDSのリスクを数倍に高めます。SIDSは冬季に多く、夏季ではありません。
選択肢の確認
1.夏季:SIDSは冬季に多いです。
2.母乳栄養:予防因子です。
3.仰向け寝:予防因子です。
4.両親の喫煙:重要なリスク因子です。正答です。
5.予定日通りの出生:早産がリスクで、満期産はリスクではありません。
覚えるポイント
「SIDS予防の3か条=あおむけ寝・母乳・禁煙」「リスク=うつ伏せ寝・喫煙・人工栄養・早産・冬季」。