49A057|第49回 救急救命士国家試験 過去問
図に示すような呼吸の原因となる病態はどれか。1つ選べ。

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正解: 3
正答
3.気管支攣縮
この問題のポイント
図は吸気時に比べ呼気時に口をすぼめて息を吐く口すぼめ呼吸を示しています。口すぼめ呼吸は気道内圧を高めて末梢気道の虚脱を防ぐ呼吸で、気管支攣縮(喘息)やCOPDなど下気道の狭窄でみられます。
解説
下気道が狭くなると呼気時に気道が虚脱して息を吐き出せなくなるため、口をすぼめて呼気に抵抗をかけ気道を開いたまま保ちます。喉頭浮腫は吸気性喘鳴と陥没呼吸、換気量低下は浅い呼吸、肺間質の浮腫は頻呼吸、胸腔内液体貯留は患側の呼吸音減弱が特徴で、口すぼめ呼吸は典型的ではありません。
選択肢の確認
1.喉頭浮腫:吸気性喘鳴が特徴です。
2.換気量低下:口すぼめ呼吸の原因ではありません。
3.気管支攣縮:呼気延長と口すぼめ呼吸を来します。正答です。
4.肺間質の浮腫:頻呼吸が主体です。
5.胸腔内液体貯留:口すぼめ呼吸は典型的ではありません。
覚えるポイント
「口すぼめ呼吸=下気道狭窄(喘息・COPD)で末梢気道の虚脱を防ぐ」。