第49回・2026年

49A058|第49回 救急救命士国家試験 過去問

嘔吐を契機に出現する胸痛を特徴とするのはどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.特発性食道破裂

この問題のポイント

嘔吐のあとに始まる胸痛は特発性食道破裂の典型だから答えは5です。激しい嘔吐で食道の中の圧が急に上がり、食道の壁が裂けるのが理由です。

解説

特発性食道破裂(ブールハーフェ症候群)は、飲酒後などの激しい嘔吐で起こります。
食道内の圧が急上昇し、食道の壁が全層で裂けます。
嘔吐直後の激しい胸痛・背部痛、皮下気腫(皮膚の下に空気がたまること)、ショックが特徴です。
縦隔炎から急速に敗血症へ進むため、とても危険です。
胸膜炎は呼吸で痛みが強まり、肋間神経痛は体を動かすと変わります。
急性心不全や肺血栓塞栓症は呼吸困難が主で、嘔吐とは関係しません。

選択肢の確認

1.胸膜炎:呼吸で増強する痛みで、嘔吐とは関係しません。
2.急性心不全:呼吸困難が主で、嘔吐が契機ではありません。
3.肋間神経痛:体動で変化する痛みで、嘔吐とは関係しません。
4.肺血栓塞栓症:突然の呼吸困難が特徴で、嘔吐が契機ではありません。
5.特発性食道破裂:嘔吐直後の激しい胸痛が特徴です。正答です。

覚えるポイント

「激しい嘔吐→胸痛・皮下気腫=特発性食道破裂」「嘔吐→吐血=マロリー・ワイス」。

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