49A071|第49回 救急救命士国家試験 過去問
図に示すモニター心電図を有する左片麻痺傷病者で血栓回収療法の適応となる可能性がより高いことを示唆するのはどれか。1つ選べ。

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正解: 5
正答
5.半側空間無視
この問題のポイント
図の心電図はP波がなく不規則な心房細動で、心原性脳塞栓症による主幹動脈閉塞が疑われます。左片麻痺に半側空間無視のような皮質症状を伴う場合、大きな血管の閉塞を示し血栓回収療法の適応となる可能性が高まります。
解説
血栓回収療法は内頸動脈や中大脳動脈近位部などの主幹動脈閉塞が対象です。片麻痺に加えて半側空間無視、失語、共同偏視、意識障害などの皮質症状があれば主幹動脈閉塞を示唆します。本問では半側空間無視が正答とされ、痙攣や頭痛、血圧高値は適応を示す所見ではありません。意識障害も重症を示しますが、皮質症状としての半側空間無視が本問の正答です。
選択肢の確認
1.痙攣:主幹動脈閉塞の指標ではありません。
2.頭痛:指標ではありません。
3.意識障害:重症度は示しますが本問の正答ではありません。
4.血圧の高値:指標ではありません。
5.半側空間無視:皮質症状で主幹動脈閉塞を示唆します。正答です。
覚えるポイント
「片麻痺+皮質症状(半側空間無視・失語・共同偏視)=主幹動脈閉塞→血栓回収可能な病院へ」。