第49回・2026年
49B012|第49回 救急救命士国家試験 過去問
突然の片麻痺で救急要請された傷病者において、その原因を考える上で最も参考となる心電図モニター所見はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解1
正答
1.心房細動
この問題のポイント
突然の片麻痺では心臓にできた血栓が脳に飛ぶ脳塞栓症を疑うので、答えは1の心房細動です。心房細動は左心房に血栓を作る代表的な不整脈です。
解説
片麻痺(体の片側の手足が動かない)が突然起こる原因の一つが、心原性脳塞栓症です。
心房細動では心房が細かく震え、血液がよどんで左心房に血栓(血のかたまり)ができます。
その血栓が脳の太い血管(主幹動脈)に飛んで詰まると、突然の片麻痺や意識障害が起こります。
心原性脳塞栓症は脳梗塞の中で最も重症です。
心電図モニターでP波が消え、RR間隔が不規則なら心房細動です。
心房細動を確認できれば、血栓回収療法ができる医療機関の選定に役立ちます。
選択肢の確認
1.心房細動:左心房の血栓が原因の脳塞栓症を示す、最も重要な所見です。正答です。
2.洞性徐脈:片麻痺の原因を示す所見ではありません。
3.洞性頻脈:片麻痺の原因を示す所見ではありません。
4.房室ブロック:片麻痺の原因を示す所見ではありません。
5.心室期外収縮:片麻痺の原因を示す所見ではありません。
覚えるポイント
「突然の片麻痺+心房細動=心原性脳塞栓症(主幹動脈閉塞)」。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。
解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。
学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。