第49回・2026年
49A110|第49回 救急救命士国家試験 過去問
股関節後方脱臼を疑う股関節肢位はどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.内転・内旋
この問題のポイント
股関節後方脱臼では脚が内転・内旋位になるので、答えは2です。大腿骨頭が後ろに外れると、脚は内側にねじれた形で固まります。
解説
股関節後方脱臼は、車の衝突で曲げた膝をダッシュボードに打ちつけたときに起こります(ダッシュボード損傷)。
膝から伝わった力で、大腿骨頭(太ももの骨の先端の丸い部分)が寛骨臼(骨盤の受け皿)の後ろへ外れます。
患肢(けがをした脚)は屈曲・内転(内側に寄る)・内旋(内側にねじれる)の位置で固まり、短く見えます。
本人は脚を動かせません。
坐骨神経の損傷を合併することがあります。
無理に戻さず、そのままの位置で固定して搬送します。
前方脱臼や大腿骨頸部骨折では、逆に外転・外旋位になります。
選択肢の確認
1.伸展・外旋:後方脱臼の肢位ではありません。
2.内転・内旋:後方脱臼の典型的な肢位です。正答です。
3.内転・外旋:後方脱臼の典型的な肢位ではありません。
4.外転・内旋:後方脱臼の典型的な肢位ではありません。
5.外転・外旋:前方脱臼や大腿骨頸部骨折でみられる肢位です。
覚えるポイント
「股関節後方脱臼=屈曲・内転・内旋(ダッシュボード損傷)」「大腿骨頸部骨折=外旋・短縮」。
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