116C4|第116回 医師国家試験 過去問
基礎・検査・法医学基礎医学・遺伝医学解剖・発生
頭部CT画像から三次元再構成して得た乳児頭蓋の画像を別に示す。 成人するまでに消失する縫合線はどれか。

解答・解説を見る
正解: b
正解
b ②
解説
成人になるまでに消失する代表的な縫合は、**前頭縫合〈metopic suture〉**です。
乳児では前頭骨が左右に分かれているためこの縫合がみられますが、成長とともに癒合し、成人では通常消失します。
なぜ ② か
画像の ② は、前頭部正中にある前頭縫合に相当します。
この縫合が成長過程で閉鎖するため、正解は ② です。
他の縫合との違い
頭蓋の主要な縫合である
- 冠状縫合
- 矢状縫合
- 人字縫合
などは、成人でも縫合線として残ります。
それに対し、前頭縫合は通常消失するのがポイントです。
ひっかけポイント
「縫合は全部残る」と思っていると誤りやすい問題です。
国試では、前頭縫合だけは乳児期にみえて、その後消失するという点がよく問われます。
覚えるポイント
- 成人までに消失する縫合 = 前頭縫合
- metopic suture と同義
- 画像では ②