74AM9|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第74回

図に示す受像器から離れた位置にある点 T を受像器 X 軸中心より左右に各5 cm移動させた焦点位置 a、b で撮影したところ、画像 A、B 上の異なる位置に投影された。 点 T の受像器面からの距離[cm]に最も近いのはどれか。 ただし、受像器は固定、焦点は点焦点、焦点受像器間距離は100 cmとする。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

焦点移動による視差を相似三角形で表し、図の投影移動量から物体の受像器面からの高さを求めます。

解説

焦点を左右へ各5 cm動かすので焦点間距離は s=10 cmです。図では2像間の投影ずれが Δ=1 cm、焦点受像器間距離が D=100 cmです。受像器面から点Tまでの距離を h とすると、相似関係から Δ=sh/(D−h) です。したがって 1=10h/(100−h)、100−h=10h、h=100/11≒9.1 cmとなります。

選択肢の確認

1

1.7.2

判定:正答ではない(記述は誤り)。 7.2 cmなら Δ=10×7.2/(100−7.2)≒0.78 cmで、図の1 cmより小さくなります。

2

2.9.1

判定:正答(記述は正しい)。 h=100/(10+1)=9.09… cmで、図の焦点間距離10 cmと投影ずれ1 cmを満たします。

3

3.11.8

判定:正答ではない(記述は誤り)。 11.8 cmなら投影ずれは約1.34 cmとなり、図示されたずれを過大評価します。

4

4.13.7

判定:正答ではない(記述は誤り)。 13.7 cmなら投影ずれは約1.59 cmで、相似三角形の関係に合いません。

5

5.16.7

判定:正答ではない(記述は誤り)。 16.7 cmなら投影ずれは約2.00 cmとなり、図の1 cmの約2倍です。

覚えるポイント

  • 焦点移動法の視差は Δ=sh/(D−h) と置き、sは左右移動量の合計です。
  • 式へ戻して投影ずれが図の値になるか検算します。

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