74PM15|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第74回

MRI の化学シフト〈共鳴周波数の差〉を用いた脂肪抑制法として誤っているのは どれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

周波数選択的脂肪抑制と、T1差を利用するSTIRを区別する否定形問題です。

解説

CHESSとSPIRは水と脂肪の共鳴周波数差を利用して脂肪を選択的に飽和・反転します。Dixon法は水と脂肪の位相差を利用し、二項励起パルスも両者の周波数・位相特性を利用します。STIRは短いTIで脂肪の縦磁化がゼロになる時点を選ぶ反転回復法で、化学シフトを原理としません。

選択肢の確認

1

1.SPIR 法

判定:正答ではない(記述は正しい)。 SPIRは脂肪の共鳴周波数を選択して弱い反転パルスを加える化学シフト選択法です。

2

2.STIR 法

判定:正答(記述は誤り)。 STIRは脂肪の短いT1を利用した反転回復法であり、共鳴周波数差を用いる方法ではありません。

3

3.CHESS 法

判定:正答ではない(記述は正しい)。 CHESSは脂肪周波数へ選択的飽和パルスを加え、脂肪信号を抑制します。

4

4.DIXON 法

判定:正答ではない(記述は正しい)。 Dixon法は水と脂肪の化学シフトによる位相差から水画像・脂肪画像を分離します。

5

5.二項励起パルス

判定:正答ではない(記述は正しい)。 二項励起パルスは水・脂肪の周波数差で生じる位相関係を利用して一方を選択励起します。

覚えるポイント

  • STIR=T1差、CHESS/SPIR=周波数選択、Dixon=水脂肪の位相差です。
  • STIRは磁場不均一に強い一方、造影後の病変信号も抑える可能性があります。

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