74PM39|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
根治照射と緩和照射について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
根治照射と緩和照射を、目的・総線量・分割・重視する有害事象の時期で比較します。
解説
根治照射は長期腫瘍制御・治癒を目指し、一般に緩和照射より高い総線量を通常分割などで投与します。限られた個数のオリゴ転移では、全身治療と組み合わせて転移巣へ定位照射などの根治的局所治療を行う場合があります。緩和照射は症状軽減と腫瘍縮小を目的に短期間で行い、患者の予後を考えて急性有害事象と負担を特に抑えます。
選択肢の確認
1
1.オリゴ転移は根治照射の適応となる。
判定:正答(記述は正しい)。 少数転移に限局するオリゴ転移は、転移巣への根治的な局所照射の適応となり得ます。
2
2.根治照射は緩和照射と比較して総線量が小さい。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 根治照射は長期制御に必要な生物学的線量を確保するため、一般に緩和照射より総線量が大きくなります。
3
3.根治照射は緩和照射と比較して1回線量が大きい。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 根治照射は正常組織保護のため通常1回1.8〜2 Gy程度が多く、緩和照射より一律に大きくはありません。
4
4.緩和照射では照射する腫瘍の縮小を目的としない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 緩和照射でも疼痛・出血・圧迫症状を減らすため、腫瘍縮小や増殖抑制を目的とします。
5
5.緩和照射では急性期合併症よりも晩期合併症の軽減に努める。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 予後が限られる場合は治療中・直後のQOLを重視し、晩期障害より急性毒性と通院負担の軽減を優先します。
覚えるポイント
- 根治=長期制御・高総線量、緩和=症状軽減・短期治療です。
- オリゴ転移には定位照射など根治的局所治療を検討できます。
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