19AM002|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組合せはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
跳躍伝導は髄鞘をもつ有髄神経で、興奮がランヴィエ絞輪から次の絞輪へ飛ぶように進む現象である。無髄神経では軸索膜を連続的に脱分極させる。
解説
神経細胞体には核と主要な細胞小器官があり、樹状突起は他のニューロンからの入力を細胞体方向へ伝える。シナプスでは神経終末から放出された神経伝達物質が後シナプス膜へ情報を伝える。骨格筋の筋原線維は主にアクチンとミオシンから構成される。これらは解剖・生理学上の基本的な対応である。対して跳躍伝導には絶縁体として働く髄鞘と、電位依存性チャネルが集中するランヴィエ絞輪が不可欠なので、無髄神経との組合せが誤りとなる。
選択肢の確認
1.「神経細胞体 ― 細胞核」:神経細胞体には遺伝情報を担う細胞核が存在するため、この対応は正しい。
2.「無髄神経 ― 跳躍伝導」:無髄神経では連続伝導が行われ、跳躍伝導は有髄線維の特徴なので誤りである。
3.「樹状突起 ― 神経細胞体への信号入力」:樹状突起は多数のシナプス入力を受け、原則として神経細胞体へ信号を集める。
4.「シナプス ― 神経伝達物質」:化学シナプスではアセチルコリンなどの神経伝達物質が細胞間の情報伝達を担う。
5.「骨格筋 ― アクチン」:骨格筋の細いフィラメントを構成する主要蛋白がアクチンであり、対応は適切である。
覚えるポイント
有髄線維=跳躍伝導、無髄線維=連続伝導という対比と、樹状突起・細胞体・軸索の情報の流れを一緒に整理する。