19PM006第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

内科学

老年障害の特徴について誤っているのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

加齢に伴って免疫監視機能や組織修復力が低下し、感染症、骨折、認知症だけでなく悪性腫瘍の発生も増える。老年期に癌発生頻度が低下するという記述は、加齢による遺伝子損傷の蓄積や免疫機能低下と反対である。

解説

高齢者では免疫老化により感染への抵抗性やワクチン反応が低下し、症状も非典型的になりやすい。骨量減少、筋力・平衡機能低下、転倒増加が重なって骨折リスクが高まる。認知症の有病率も年齢とともに上昇する。癌は長年にわたる遺伝子変異や発癌因子への曝露が蓄積するため、多くの種類で高齢になるほど罹患率が増える。

選択肢の確認

1.免疫力の低下:正しい。自然免疫・獲得免疫の双方に加齢変化が生じる。
2.癌発生頻度の低下:誤り。多くの悪性腫瘍は高齢者で発生頻度が上昇する。
3.感染症発生頻度の上昇:正しい。防御機能低下や基礎疾患が影響する。
4.骨折発生頻度の上昇:正しい。骨粗鬆症と転倒の増加が主要因となる。
5.認知症発生頻度の上昇:正しい。加齢は最も強い危険因子の一つである。

覚えるポイント

老年障害は「予備力が低い・複数疾患が重なる・症状が非典型」。癌だけ例外的に減るとは考えない。

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