19PM012|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
喉頭微細手術として行われるのはどれか。 a.声帯注入術 b.喉頭全摘術 c.甲状軟骨形成術 d.声帯ポリープ切除術 e.声門癌レーザー手術
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
喉頭微細手術は喉頭鏡と顕微鏡などを用い、口腔から声帯周辺へ到達する低侵襲な手術である。声帯注入、声帯ポリープ切除、早期声門癌へのレーザー手術が該当し、喉頭全摘や頸部外切開による甲状軟骨形成術とは区別する。
解説
声帯病変を拡大視しながら操作するため、正常粘膜を温存し精細な切除・蒸散・注入ができる。声帯注入術は声門閉鎖不全の改善、ポリープ切除は粘膜病変の除去、レーザー手術は適応となる表在性癌の治療に行われる。一方、喉頭全摘術は頸部から喉頭を摘出する大手術であり、甲状軟骨形成術も頸部外切開から喉頭枠組みを調整する。
選択肢の確認
1.a・b・c:誤り。aの声帯注入術は該当するが、bの喉頭全摘術とcの甲状軟骨形成術は外切開手術である。
2.a・b・e:誤り。aとeの声門癌レーザー手術は該当するが、bが喉頭微細手術ではない。
3.a・d・e:正しい。声帯注入術、声帯ポリープ切除術、声門癌レーザー手術はいずれも経口的に実施し得る。
4.b・c・d:誤り。dは該当するが、bとcは手術経路・規模が異なる。
5.c・d・e:誤り。dとeは該当するが、cの甲状軟骨形成術は頸部から行う。
覚えるポイント
「顕微鏡下で声帯を直接操作」は微細手術。「喉頭を摘出」「甲状軟骨を外から動かす」は外切開手術である。