第19回・2017年
19PM017|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
誤っている組み合わせはどれか。
解答・解説を見る
正解4
正答
4
この問題のポイント
症候群・病態と口腔所見を対応させる。シェーグレン症候群は唾液腺への自己免疫性障害で唾液分泌が低下し、口腔乾燥を来す。唾液が過剰に流れる流涎症との組合せは反対である。
解説
ピエール・ロバン連鎖では小下顎と舌根沈下から気道・哺乳問題を生じ、口蓋裂を伴うことも多い。巨舌では舌圧により歯列不正や開咬を招く。粘膜下口蓋裂は筋走行異常のため鼻咽腔閉鎖不全を起こす。リガ・フェーデ病は萌出した乳歯などの反復刺激で舌小帯近くの舌下面に外傷性潰瘍を形成する。
選択肢の確認
1.ピエール・ロバン症候群―小下顎症:正しい。舌根沈下や上気道閉塞につながる。
2.巨舌症―開咬症:正しい。大きな舌の持続圧が前歯部開咬の原因となり得る。
3.粘膜下口蓋裂―鼻咽腔閉鎖不全:正しい。挙筋機能不全で開鼻声を生じる。
4.シェーグレン症候群―流涎症:誤り。唾液腺障害による口腔乾燥が典型である。
5.リガ・フェーデ病―舌下面潰瘍:正しい。乳歯との機械的接触で生じる。
覚えるポイント
シェーグレンは「涙が少ない・唾液が少ない」。流涎ではなく乾燥、う蝕増加、嚥下しにくさに注意する。
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