第19回・2017年

19PM074|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

GRBAS評価の項目として誤っているのはどれか。

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正解1

正答

1

この問題のポイント

GRBAS尺度は嗄声の聴覚心理的評価で、G(総合的な嗄声度)、R(粗糙性)、B(気息性)、A(無力性)、S(努力性)の5項目からなる。痙攣性は含まれない。

解説

Gは声の異常の総合重症度、Rは不規則な声帯振動によるガラガラした粗さ、Bは声門閉鎖不全による息漏れ、Aは弱く力のない印象、Sは過緊張で押しつぶしたような声を表す。各項目を通常0~3の4段階で聴覚評価する。痙攣性発声障害では声の途切れや絞り出しなどが生じるが、「痙攣性」は疾患・病態を表す語でありGRBASの評価軸ではない。英字の正式な対応を覚えれば日本語の似た用語に惑わされない。

選択肢の確認

1.痙攣性:誤りで正答。spasmodicを表す独立項目はGRBASに設定されていない。
2.粗糙性:正しい項目。RoughのRで、不規則振動による粗い聴覚印象をみる。
3.気息性:正しい項目。BreathyのBで、呼気が漏れる息っぽい声を評価する。
4.無力性:正しい項目。AsthenicのAで、弱々しく力のない声の印象を示す。
5.努力性:正しい項目。StrainedのSで、過度な緊張を伴う絞り出す声を示す。

覚えるポイント

GRBAS=Grade・Rough・Breathy・Asthenic・Strained。Gは総合、R~Sは声質要素である。

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