20PM063|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問
注意障害に対する訓練として適切なのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
視覚末梢訓練は、視野周辺へ能動的に注意を向け、探索範囲を広げる注意訓練です。他の四つは主に記憶障害への学習法です。
解説
注意障害、とくに視覚探索の偏りや半側空間無視では、視線・頭部を見落とし側へ向け、目印を手掛かりに左端から右端まで系統的に走査する視覚探索訓練が用いられます。視覚末梢訓練も中心視だけでなく周辺刺激へ注意を配分する練習です。PQRST法は文章をPreview、Question、Read、State、Testの手順で学ぶ記憶方略です。間隔伸長法は正しい情報を想起する時間間隔を少しずつ延ばす記憶訓練、誤りなし学習は誤反応を避け正しい反応を反復する方法、手がかり漸減法は十分な手掛かりから徐々に減らす学習法で、いずれも健忘への介入でよく用いられます。
選択肢の確認
1.「PQRST法」は文章情報を段階的に符号化・再生する記憶方略です。
2.「間隔伸長法」は想起間隔を延ばして情報保持を促す記憶訓練です。
3.「誤りなし学習」は誤った反応の学習を防ぎ、正反応を定着させる記憶介入です。
4.「手がかり漸減法」は記憶する反応への手掛かりを段階的に減らす学習法です。
5.「視覚末梢訓練」は注意範囲と視覚探索を広げる注意障害訓練なので正答です。
覚えるポイント
注意訓練は探索・選択・持続・配分を扱います。PQRST、間隔伸長、誤りなし、手掛かり漸減は記憶訓練の代表です。