21AM080第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床神経学

誤っている組合せはどれか

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

Guillain-Barré症候群は末梢神経の急性炎症性脱髄・軸索障害による弛緩性麻痺が中心で、持続的な異常姿勢を作るジストニアとの組合せは誤る。

解説

運動症状を錐体路、錐体外路、小脳、末梢神経などの病変系へ対応させる。Parkinson病は基底核ドパミン系障害により筋強剛、寡動、振戦を示す。Tourette症候群は運動チックと音声チック、偽性球麻痺は両側上位運動ニューロン障害による痙性・筋緊張亢進、脊髄小脳変性症は小脳性の運動分解や反復拮抗運動不能を示す。Guillain-Barréでは上行性筋力低下、腱反射低下・消失など弛緩性末梢神経障害が典型で、ジストニアは基底核系の運動過多性症状である。

選択肢の確認

1.「パーキンソン病 ― 筋強剛(固縮)」:パーキンソン病では歯車様・鉛管様筋強剛がみられ、基底核障害との対応は正しい。
2.「トゥレット症候群 ― チック」:トゥレット症候群は複数の運動チックと1つ以上の音声チックが持続する神経発達症である。
3.「偽(仮)性球麻痺 ― 筋緊張亢進」:偽性球麻痺は両側皮質延髄路障害による痙性麻痺で、筋緊張亢進を示す。
4.「ギラン・バレー症候群 ― ジストニア」:ギラン・バレー症候群は弛緩性筋力低下と腱反射低下が中心で、ジストニアとの組合せは誤りである。
5.「脊髄小脳変性症 ― 交互反復運動障害」:脊髄小脳変性症では交互運動を速く滑らかに繰り返せない反復拮抗運動障害がみられる。

覚えるポイント

GBS=末梢神経・弛緩性、偽性球麻痺=上位運動・痙性、Parkinson=基底核・固縮、小脳=反復運動障害。

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