21PM053第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語聴覚障害総論

エビデンスレベルが最も高い研究法はどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

提示された研究法の中では、対象者を介入群・対照群へ無作為割付するランダム化比較研究が最も交絡を抑え、エビデンスレベルが高い。

解説

無作為化は既知・未知の予後因子を群間で均衡させ、介入以外の要因による差を減らす。対照群、盲検化、割付 concealment、追跡、意図した治療による解析などを適切に行うと因果効果を推定しやすい。非ランダム化比較試験は選択バイアス、横断・相関研究は時間的先行関係と交絡、症例研究は一般化と対照比較に限界がある。研究名だけで質が保証されるわけではないが、設計上の階層を問う問題である。

選択肢の確認

1.「症例研究」:症例研究は珍しい所見の発見に有用だが、対照群がなく因果推論は弱い。
2.「横断研究」:横断研究は一時点の関連を示せても、原因と結果の時間順序を決めにくい。
3.「相関研究」:相関研究は変数の共変を示すが、交絡や逆因果を除けず因果を証明しない。
4.「ランダム化比較研究」:ランダム化比較研究は無作為割付により群の比較可能性を高め、最も高い。
5.「非ランダム化比較試験」:非ランダム化比較試験は対照群があっても割付の選択バイアスが残る。

覚えるポイント

介入効果の比較では無作為化が交絡を均衡化する。観察された関連と因果効果を区別する。

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