21PM089|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問
滲出性中耳炎の病態と関連しないのはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
ペンドレッド症候群は内耳奇形・進行性感音難聴と甲状腺腫を特徴とし、耳管機能不全による滲出性中耳炎とは直接関連しない。
解説
口蓋裂では口蓋帆張筋の走行異常により耳管開大が不良となる。Down症候群は狭い上咽頭、耳管形態、免疫・筋緊張等、CHARGE症候群は頭蓋顔面・耳管関連奇形、Pierre Robin症候群は小顎・舌根沈下と口蓋裂合併により中耳貯留液のリスクが高い。Pendred症候群はSLC26A4関連の内耳障害で、前庭水管拡大等による感音難聴が中心である。
選択肢の確認
1.「口蓋裂」:口蓋裂は耳管開大筋の機能不全を伴い、滲出性中耳炎を高率に合併する。
2.「ダウン症候群」:Down症候群では耳管の狭窄・水平化等により中耳貯留液が生じやすい。
3.「CHARGE症候群」:CHARGE症候群は頭蓋顔面・耳の複合奇形により中耳換気障害を伴い得る。
4.「ペンドレッド症候群」:ペンドレッド症候群は内耳性難聴と甲状腺病変が中心で、滲出性中耳炎との関連が薄い。
5.「ピエール・ロバン症候群」:Pierre Robin症候群は小顎・口蓋裂等を背景に耳管機能不全を起こしやすい。
覚えるポイント
滲出性中耳炎リスクは口蓋・頭蓋顔面形態と耳管機能を見る。Pendredは内耳+甲状腺。