第21回・2019年

21PM090|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

学童期の聴覚障害児で聴覚活用の指標となるのはどれか。 a.構音の自己修正 b.音声応答の速さ c.声の大きさの調整 d.計算力 e.書写の速さ

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正解1

正答

(1)

この問題のポイント

聴覚活用が進むと、自分の構音を聴いて修正し、音声へ速く応答し、場面に合う声量へ調整できる。a・b・cが指標となる。

解説

聴覚フィードバックは自己発話の誤り検出と構音修正、声の高さ・大きさの自己調整を支える。相手の呼びかけ・質問を聴取できれば視覚手掛かりを待たず応答潜時が短くなる。これらは日常行動として補聴器・人工内耳下の聴覚利用を反映する。一方、計算力は数概念・学習、書写速度は視覚運動・書字技能の影響が大きく、聴覚活用の直接指標ではない。

選択肢の確認

1.「a,b,c」:a,b,cは自己構音修正、音声応答速度、声量調整という聴覚フィードバック依存の三行動である。
2.「a,b,e」:a,b,eはa,bは該当するが、e書写速度は視覚運動・書字能力の指標である。
3.「a,d,e」:a,d,eはaのみ該当し、d計算とe書写は聴覚利用を直接示さない。
4.「b,c,d」:b,c,dはb,cは該当するが、d計算力は認知・学習到達度の影響が中心である。
5.「c,d,e」:c,d,eはcのみ該当し、d,eは学校技能で聴覚活用特異性がない。

覚えるポイント

聴覚活用は「聞いてすぐ応じる・自分の声を聞いて直す・声量を合わせる」で観察する。

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