21PM092第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

小児聴覚障害

難聴幼児の養育者に対する指導内容で誤っているのはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

難聴幼児には意味と感情が伝わる自然で明瞭な抑揚を用いる。抑揚を意図的に抑えると韻律手掛かりを減らすため不適切である。

解説

話す前に名前を呼ぶ、肩へ触れる等で注目を得て、正面・同じ目線から口形・表情を見せる。過度に大声や不自然な速度にせず、区切りが明瞭な自然発話を心掛ける。身振り・指さし・実物も意味理解を支える。抑揚は疑問、感情、句境界、強調を伝え、残存聴覚で捉えやすい低周波手掛かりにもなるため、平板化せず適度に明確にする。

選択肢の確認

1.「明瞭な発話を心掛ける。」:明瞭な発話は音形・口形を捉えやすくし、過度な誇張なしに理解を支える。
2.「注目を誘ってから話し始める。」:注目を誘ってから話せば聴覚・視覚入力の開始を児が見逃しにくい。
3.「抑揚を抑えて話す。」:抑揚を抑えると韻律・感情・文型の手掛かりを失うため誤りである。
4.「正面から同じ目の高さで話す。」:正面から同じ目の高さで話すと口形、表情、視線を統合しやすい。
5.「身振りをまじえて話す。」:身振りを交えると聴取できない部分を視覚情報で補い意味を共有できる。

覚えるポイント

難聴児への発話は注目→正面→自然で明瞭、抑揚と身振りを活用。平板・大声にしない。

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