第21回・2019年

21PM100|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

両耳人工内耳の効果でないのはどれか。

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正解2

正答

(2)

この問題のポイント

蝸牛窓遮蔽効果は手術・内耳力学に関する語で、両耳人工内耳による両耳聴効果ではない。

解説

両耳人工内耳では、信号対雑音比が良い側の情報を利用する良聴耳効果、雑音と音声を両耳中枢で分離するスケルチ効果、頭が雑音を遮って反対耳のS/Nを改善する頭部遮蔽効果、両耳入力で音が大きく感じられるラウドネス加算効果が期待できる。さらに水平面の音源定位も改善する。蝸牛窓は正円窓とも呼ばれる内耳窓で、その遮蔽は両側入力を統合する聴覚心理効果の名称ではない。

選択肢の確認

1.「良聴耳効果」:良聴耳効果は各状況でS/Nの良い側の人工内耳情報を利用できる両耳効果である。
2.「蝸牛窓遮蔽効果」:蝸牛窓遮蔽効果は両耳人工内耳の音響心理的利点として定義されない。
3.「スケルチ効果」:スケルチ効果は両耳情報の中枢処理により雑音下の信号抽出を改善する。
4.「頭部遮蔽効果」:頭部遮蔽効果は頭が遠側耳への雑音を減衰させ、良いS/Nを作る。
5.「ラウドネス加算効果」:ラウドネス加算効果は両耳への入力を統合して単耳より大きく感じる効果である。

覚えるポイント

両耳CIは良聴耳・スケルチ・頭部遮蔽・ラウドネス加算・定位改善。蝸牛窓は含まない。

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