22PM005第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

病理学

自己免疫疾患でないのはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

慢性閉塞性肺疾患COPDの中心原因は長期喫煙など有害粒子への曝露で、自己免疫疾患ではありません。

解説

関節リウマチでは自己免疫性滑膜炎が関節破壊を起こします。全身性エリテマトーデスは自己抗体と免疫複合体により皮膚、腎、関節、血液など多臓器を障害します。潰瘍性大腸炎は腸管免疫の異常を背景に大腸粘膜へ慢性炎症を起こす炎症性腸疾患で、自己免疫・免疫介在性疾患として扱われます。重症筋無力症は神経筋接合部のアセチルコリン受容体などに対する自己抗体で易疲労性を生じます。COPDは喫煙を主因として末梢気道炎症と肺胞破壊が進み、持続性気流制限を来す疾患で、通常の自己免疫疾患の分類には入りません。

選択肢の確認

1.「関節リウマチ」は自己免疫性の慢性滑膜炎を起こす疾患です。
2.「全身エリテマトーデス」は多彩な自己抗体を伴う代表的全身性自己免疫疾患です。
3.「潰瘍性大腸炎」は免疫機構の異常が関与する炎症性腸疾患です。
4.「重症筋無力症」は神経筋接合部に対する自己抗体が原因となる自己免疫疾患です。
5.「慢性閉塞性肺疾患」は主に喫煙・有害粒子曝露による慢性気道・肺胞障害で、自己免疫疾患でないため正答です。

覚えるポイント

RA、SLE、MGは自己免疫を明確に、潰瘍性大腸炎は免疫介在性、COPDは喫煙と持続性気流制限で整理します。

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