第24回・2022年

24PM004|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

自己免疫疾患でないのはどれか。

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正解2

正答

2

この問題のポイント

自己免疫疾患は、自己抗原に対する免疫反応が病態の中心となる疾患である。気管支喘息は慢性気道炎症と気道過敏性を特徴とし、アレルギー性機序を伴うことは多いが、典型的な自己免疫疾患には分類されない。

解説

橋本病では甲状腺自己抗体を伴う自己免疫性甲状腺炎、関節リウマチでは滑膜を中心とする自己免疫性炎症、シェーグレン症候群では涙腺・唾液腺などへの自己免疫反応、全身性エリテマトーデスでは自己抗体と免疫複合体による多臓器障害が病態となる。これに対し気管支喘息は、好酸球性炎症、IgEを介した即時型反応、環境刺激など多様な機序で可逆性の気流制限を来す疾患であり、自己組織を標的とする免疫反応が定義の中心ではない。

選択肢の確認

1.橋本病:自己免疫疾患。抗TPO抗体、抗サイログロブリン抗体などを伴い、甲状腺機能低下を来す。
2.気管支喘息:正答。免疫・アレルギーが関与しても、通常は自己免疫疾患とはしない。
3.関節リウマチ:自己免疫疾患。慢性滑膜炎から関節破壊を生じ得る。
4.シェーグレン症候群:自己免疫疾患。口腔・眼乾燥を主症状とし、抗SSA抗体などを認める。
5.全身性エリテマトーデス:代表的な全身性自己免疫疾患で、多彩な臓器障害を呈する。

覚えるポイント

「アレルギー性疾患」と「自己免疫疾患」はどちらも免疫が関与するが、標的と病態概念が異なる。喘息は前者として整理する。

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