23AM070|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
特別支援教育における巡回相談員について誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
巡回相談員は学校外から専門的助言を行う相談員で、校内の連絡調整を担う特別支援教育コーディネーターとは別の役割である。
解説
巡回相談は、教育・心理・医療等の専門家が学校を訪れ、授業観察、児童生徒の実態把握、支援方法、校内体制、個別の指導計画について教員へ助言する仕組みで、言語聴覚士も専門性を生かして担当できる。特別支援教育コーディネーターは各校内で保護者・担任・管理職・外部機関をつなぐ連絡調整役であり、巡回相談員の別名ではない。両者は連携するが、所属・責任・日常的役割が異なる。外部助言者と校内調整者を同一視しない。
選択肢の確認
1.「言語聴覚士は巡回相談員になることができる。」:言語聴覚士は言語・聴覚・コミュニケーションの専門家として巡回相談員になり得る。
2.「特別支援教育コーディネーターとも呼ばれる。」:巡回相談員と特別支援教育コーディネーターは別役割なので、『とも呼ばれる』という記述が誤りである。
3.「校内における支援体制づくりへの助言を行う。」:校内の支援体制、役割分担、教材・環境調整について専門的助言を行う。
4.「個別の指導計画作成への協力を行う。」:児童の評価と授業観察を基に、個別の指導計画作成へ協力・助言できる。
5.「授業場面の観察を行う。」:実際の授業場面を観察し、困難が生じる条件と有効な支援を具体的に検討する。
覚えるポイント
巡回相談員=外部専門家の訪問助言、コーディネーター=校内連絡調整。連携しても同義ではない。