第24回・2022年

24PM015|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

頭頸部癌の再建手術によく用いられる筋皮弁はどれか。 a.薄筋皮弁 b.大胸筋皮弁 c.広背筋皮弁 d.腹直筋皮弁 e.大臀筋皮弁

解答・解説を見る

正解4

正答

4

この問題のポイント

頭頸部癌切除後の大きな組織欠損には、十分な組織量と安定した血行を持つ筋皮弁が必要となる。大胸筋皮弁、広背筋皮弁、腹直筋皮弁は頭頸部再建で代表的に用いられるため、b・c・dが正しい。

解説

大胸筋皮弁は頭胸部に近く有茎で移動でき、頸部の血管状態が悪い場合にも利用しやすい。広背筋皮弁は広い皮膚・筋組織を採取でき、遊離皮弁として大きな欠損を被覆できる。腹直筋皮弁も豊富な組織量と比較的長い血管茎を持ち、舌・口腔・咽頭などの再建に用いられる。薄筋皮弁は採取量が比較的小さく、顔面神経麻痺の動的再建など別の用途が中心で、大臀筋皮弁も頭頸部再建の標準的選択ではない。

選択肢の確認

1.a・b・c:誤り。大胸筋・広背筋は適するが、薄筋は大欠損への代表的筋皮弁ではない。
2.a・b・e:誤り。薄筋と大臀筋を含み、頭頸部再建の代表的三者にならない。
3.a・d・e:誤り。腹直筋は適するが、薄筋・大臀筋の組合せが不適切である。
4.b・c・d:正しい。大胸筋、広背筋、腹直筋はいずれも十分な組織量を提供できる。
5.c・d・e:誤り。広背筋・腹直筋は適するが、大臀筋は一般的でない。

覚えるポイント

頭頸部の大欠損は「大胸・広背・腹直」の三つを軸に覚える。選択には欠損量、血管茎、採取部合併症も関わる。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。

解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。

学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。