26AM018第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

形成外科学

口唇形成術で再建する筋はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

口唇裂の口唇形成術では、皮膚と赤唇だけでなく断裂・異常走行した口輪筋を解剖学的に再建する。口輪筋の連続性が口唇閉鎖、吸啜、構音、鼻柱・口唇形態の基盤となる。

解説

口輪筋は口裂を取り囲む表情筋で、口唇を閉じ、すぼめ、食塊保持や両唇音産生に働く。口唇裂では筋束が裂縁や鼻翼基部へ異常付着するため、これを剥離して左右の筋層を正しく縫合する。眼輪筋は眼瞼、口蓋舌筋・口蓋帆挙筋は口蓋・鼻咽腔機能、上咽頭収縮筋は咽頭壁に関与し、口唇形成術の主たる再建筋ではない。

選択肢の確認

1.口輪筋:正しい。断裂筋を連続させ、口唇の形態と閉鎖機能を回復する。
2.眼輪筋:誤り。眼瞼を閉鎖する眼周囲の筋である。
3.口蓋舌筋:誤り。前口蓋弓を形成し、舌後部と軟口蓋の運動に関わる。
4.口蓋帆挙筋:誤り。軟口蓋を挙上し鼻咽腔閉鎖に働き、口蓋形成で重要となる。
5.上咽頭収縮筋:誤り。咽頭壁を収縮させ嚥下・鼻咽腔閉鎖に関与する。

覚えるポイント

口唇形成は口輪筋、口蓋形成は口蓋帆挙筋の再建が機能面の要点となる。

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