24PM077|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
小児の構音発達に影響が少ないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
小児の構音発達には、語音を聞き分ける能力、語を音節・音へ分ける能力、構音器官の形態と随意運動が直接関与する。書字は話しことばの構音より後に獲得される技能で、通常の構音発達への影響は相対的に少ない。
解説
正しい音を獲得するには、目標音と誤り音を聴覚的に区別し、語のどこにその音があるか分析し、舌・口唇・顎・軟口蓋を必要な位置へ動かす必要がある。口蓋裂、咬合異常、舌小帯等の形態や、運動協調の問題は構音へ直接影響する。書字能力は音韻意識と相互に関連することはあっても、幼児が文字を習う前から構音は発達するため、選択肢中では影響が最も少ない。
選択肢の確認
1.書字能力:正答。文字習得前にも音声言語の構音は発達し、直接の必須条件ではない。
2.語音弁別能力:影響する。目標音と誤り音の違いを知覚する基礎となる。
3.音節分解能力:影響する。語中位置や音の単位を意識して産出を調整する。
4.構音器官の形態:影響する。口蓋、歯列、顎、舌などの構造が気流と接触位置を決める。
5.構音器官の随意運動:影響する。舌・口唇等を狙った位置・順序へ動かす必要がある。
覚えるポイント
構音は「聞き分ける・音を分ける・器官が整う・動かせる」。書字は関連しても直接条件ではない。