24PM090|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問
乳・幼児期の難聴の原因とならないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
耳硬化症はアブミ骨底周囲の骨代謝異常による進行性伝音難聴で、典型的には思春期以降から成人期に発症し、乳幼児難聴の一般的原因ではない。残りは乳幼児・小児期にも難聴を来し得る。
解説
滲出性中耳炎は小児に非常に多く、耳管機能未熟やアデノイド等を背景に伝音難聴を生じる。ムンプスは急性一側高度感音難聴、細菌性髄膜炎は内耳・聴神経障害による両側高度難聴を残すことがある。真珠腫性中耳炎は先天性または後天性に小児でも生じ、耳小骨破壊などから伝音・混合難聴を来す。耳硬化症は年齢分布がこれらと異なる。
選択肢の確認
1.耳硬化症:正答。通常は青年・成人期に発症する進行性疾患で、乳幼児の代表原因ではない。
2.ムンプス難聴:原因になる。感染後に突然の高度感音難聴を来し得る。
3.滲出性中耳炎:原因になる。小児の一過性・変動性伝音難聴の主要因である。
4.細菌性髄膜炎:原因になる。重度感音難聴を残し、早期聴覚評価が必要である。
5.真珠腫性中耳炎:原因になる。鼓膜・耳小骨・中耳構造を障害する。
覚えるポイント
小児は中耳炎、感染後内耳障害、先天異常を優先する。耳硬化症は若年成人以降の進行性伝音難聴として覚える。