25PM087|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
発達性吃音で正しいのはどれか
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
発達性吃音の中核症状は、語頭・文頭側の音・音節反復、引き伸ばし、阻止として現れやすく、語尾に生じるものではない。選択肢2が正しい。
解説
吃音には、同じ文章を繰り返すと吃音頻度が低下する適応性効果、特定語で比較的繰り返し生じる一貫性効果が知られる。ただし症状は日、相手、場面、心理的負荷によって大きく変動する。遅延聴覚フィードバック(DAF)や周波数変換などの変調聴覚フィードバックにより、一時的に流暢性が変化する人もいる。発達性吃音は発話を開始する語頭部で生じやすく、語尾反復のような非典型的非流暢性は別の発達・神経学的要因も含めて評価する。個人差があるため単一所見だけで診断しない。
選択肢の確認
1.「適応性効果はない」:誤り。同一文の反復で症状が減る適応性効果がみられることがある。
2.「症状は語尾で生じない」:正しい。中核症状は通常、語頭・音節開始部で生じやすい。
3.「DAFで変化しない」:誤り。遅延聴覚フィードバックで流暢性が変化する例がある。
4.「一貫性効果はない」:誤り。特定語・位置で症状が繰り返される一貫性が知られる。
5.「日や状況による変動はない」:誤り。吃音頻度・程度は場面や日によって変動しやすい。
覚えるポイント
発達性吃音は語頭に多く、「変動性・適応性・一貫性」を示す。DAFなどの聴覚条件でも一時的変化が起こり得る。