25PM088|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
吃音のセルフヘルプグループの主な活動目的はどれか
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
吃音のセルフヘルプグループは、同じ経験をもつ当事者が語り合い、孤立を減らし、相互理解と心理的共感を得ることを中心目的とする。
解説
セルフヘルプグループでは、専門家が一方向に治療するのではなく、参加者が対等な立場で経験、悩み、対処法、社会参加上の工夫を共有する。「自分だけではない」という普遍性、受容、仲間からの支持は、吃音を隠す負担や自己否定を和らげ、セルフアドボカシーにもつながる。情報交換や社会啓発を行うことはあるが、主目的は金銭給付、疾病の一次予防、日常生活の介護、趣味文化の交流ではない。症状頻度の減少だけを成功基準にせず、話すことへの態度と生活の質を尊重する。
選択肢の確認
1.「経済的援助」:誤り。助成金や生活費の給付を主目的とする組織ではない。
2.「疾病予防」:誤り。発症予防事業ではなく、吃音とともに生活する当事者の相互支援が中心である。
3.「介護支援」:誤り。身体介護サービスの提供を主活動としない。
4.「文化交流」:誤り。交流活動を行うことはあっても、核心は同じ経験に基づく支え合いである。
5.「心理的共感」:正しい。当事者間で経験を共有し、理解・受容・孤立軽減を得る主要目的である。
覚えるポイント
セルフヘルプの核は「共通経験・対等性・相互援助・共感」。専門職主導の治療群や公的給付制度と区別する。