27AM088第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

吃音

吃音の間接的訓練でないのはどれか

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

間接的訓練は吃音そのものの発話運動を直接変えるより、認知・感情・環境・自然な発話条件へ働きかける。吃音緩和法は吃音症状を意図的に修正する直接法である。

解説

吃音緩和法(stuttering modification)は、随意吃音、引き抜き、取り消し、予備セットなどを用い、吃音が起きた瞬間の緊張や回避を減らして楽に吃る方法を練習するため直接的訓練に分類される。認知再構成は吃音に関する非機能的信念、マインドフルネスは体験への非判断的注意、エクスポージャーは恐れて回避する発話場面、RASSは自然で無意識な発話が生じる条件に働きかけるもので、発話症状を逐語的に形成する直接法とは区別される。

選択肢の確認

1.「吃音緩和法」:間接的でないため正答。吃音場面での発話運動と緊張を直接修正する。
2.「認知再構成法」:間接的。否定的自動思考や信念を検討し、発話場面への対処を変える。
3.「マインドフルネス」:間接的。不安や身体感覚を評価せず観察し、反応的回避を減らす。
4.「エクスポージャー法」:間接的。避けてきた発話状況へ段階的に接近し、恐怖と回避を弱める。
5.「自然で無意識な発話への遡及的アプローチRASS」:間接的。自然な流暢発話が生じた条件を遡って日常へ広げる。

覚えるポイント

直接法は発話運動・吃音症状を変え、間接法は環境、認知、感情、回避へ働きかける。目的と操作対象で分類する。

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