26PM002|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
縦隔にないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
縦隔は左右の胸膜腔の間にある胸腔中央部です。肺はそれぞれ左右の胸膜腔内に位置し、縦隔には含まれません。
解説
縦隔は前方を胸骨、後方を胸椎、左右を縦隔胸膜、上方を胸郭上口、下方を横隔膜で囲まれます。上縦隔と下縦隔に分かれ、下縦隔は前・中・後部へ区分されます。気管は上縦隔を下行して左右主気管支へ分岐し、食道は後縦隔を通ります。心臓と心膜は中縦隔、胸腺は主に前上部にあります。大血管、迷走神経、横隔神経、胸管なども縦隔構造です。一方、左右の肺は縦隔胸膜の外側にある独立した胸膜腔を占めます。肺門で気管支・血管が縦隔と連続していても、肺実質自体を縦隔内容とはしません。胸部画像では縦隔偏位と肺野病変を区別します。
選択肢の確認
1.「肺」は左右胸膜腔内にあり縦隔にはないため正答です。
2.「気管」は上縦隔を通るため含まれます。
3.「食道」は主として後縦隔を下行するため含まれます。
4.「心臓」は心膜とともに中縦隔の主要構造です。
5.「胸腺」は前上縦隔に位置するため含まれます。
覚えるポイント
縦隔は両肺の間です。心臓、気管、食道、胸腺、大血管は縦隔、肺は左右胸膜腔と位置関係で覚えます。