26PM012|第26回 言語聴覚士国家試験 過去問
シェーグレン症候群でみられないのはどれか。
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
シェーグレン症候群は涙腺・唾液腺を中心とする自己免疫疾患で、眼・口の乾燥や関節症状を生じます。急性全身アレルギー反応であるアナフィラキシーは特徴ではありません。
解説
リンパ球性炎症により涙腺が障害されると乾燥性角結膜炎となり、異物感、眼痛、充血を生じます。唾液腺炎と唾液分泌低下では口腔乾燥、齲蝕、口腔カンジダ、嚥下・会話困難が起こります。耳下腺腫脹を反復することもあります。全身性自己免疫疾患として関節痛・関節炎、疲労、肺・腎・神経障害など腺外症状もみられます。アナフィラキシーは食物・薬剤等への即時型過敏反応で、皮膚症状、気道狭窄、血圧低下を急速に生じる別病態です。乾燥の問診、Schirmer試験、唾液分泌、自己抗体等で評価し、口腔衛生と保湿を支援します。
選択肢の確認
1.「関節炎」は腺外自己免疫症状としてみられます。
2.「唾液腺炎」は病態の中心で、腫脹・分泌低下を生じます。
3.「口腔乾燥症」は唾液分泌低下による代表症状です。
4.「乾燥性角結膜炎」は涙液低下による代表症状です。
5.「アナフィラキシー」は即時型アレルギーで本症候群の特徴ではないため正答です。
覚えるポイント
シェーグレンはdry eye+dry mouth、唾液腺炎、関節症状。口腔では齲蝕・カンジダ・嚥下発話負担も確認します。