27PM090|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
幼児聴覚検査に用いる数遊び法で誤っているのはどれか
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
数遊び法は条件づけ遊戯聴力検査で、概ね3歳頃から適用できるため「5歳以上」は誤りです。
解説
数遊び法では、音が聞こえたらビー玉を一個移す、積木を箱へ入れるなど、音反応と遊び動作を条件づけます。視覚強化だけの乳児検査より複雑な指示理解が必要ですが、就学前の3歳前後から可能な児がいます。検査者は最初に十分条件づけし、偽陽性・待ち反応を見分ける必要があるため習熟度が結果へ影響します。純音を下降法・上昇法で呈示し、反応が得られる最小レベルを求めます。ビー玉等は課題を維持する操作物・強化子になります。受話器やインサートイヤホンを受け入れられれば左右耳を分け、周波数別の聴力閾値を測定できます。年齢だけでなく発達・協力性を判断します。
選択肢の確認
1.「検査者の習熟度で左右」は条件づけと反応判定が必要なので正しく×の内容です。
2.「適応年齢は5歳以上」は3歳頃から可能なため誤りで○です。
3.「下降法と上昇法を用いる」は閾値探索の方法として正しく×の内容です。
4.「ビー玉などを用いる」は聞こえた反応を遊びに結び付けるため×の内容です。
5.「受話器で片耳ずつ測定」は装用できれば耳別閾値が得られ×の内容です。
覚えるポイント
遊戯聴力検査は音反応を玩具操作へ条件づけます。発達年齢約3歳から、受話器が使えれば耳別測定が可能です。