113A073|第113回 歯科医師国家試験 過去問
反対咬合を特徴とするのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・b
正答
a、b
この問題のポイント
反対咬合は、上顎・中顔面の成長不足が前景に立つ先天異常で生じやすくなります。下顎低形成を示す疾患とは逆です。
解説
唇顎口蓋裂では先天的形態異常に加え、口蓋形成術後の瘢痕などにより上顎の前方・側方成長が抑制され、骨格性反対咬合や交叉咬合を示しやすくなります。Crouzon症候群では頭蓋縫合早期癒合により中顔面が低形成となり、相対的に下顎が前方にみえるため反対咬合となります。残る疾患は主に下顎低形成を特徴とします。
選択肢の確認
a.唇顎口蓋裂
正しい。上顎歯列の狭窄・成長抑制により反対咬合や側方交叉咬合を生じやすい疾患です。
b.Crouzon症候群
正しい。中顔面低形成により相対的下顎前突と反対咬合を示します。
c.Goldenhar症候群
誤り。第一・第二鰓弓由来組織の片側性低形成により、下顎枝・顔面の非対称が中心です。
d.Robinシークエンス
誤り。小下顎、舌根沈下、気道障害、しばしば口蓋裂を特徴とし、上顎劣成長性反対咬合が中心ではありません。
e.Treacher Collins症候群
誤り。頰骨・下顎骨低形成を示し、下顎後退傾向となります。
覚えるポイント
上顎・中顔面低形成→反対咬合:唇顎口蓋裂、Crouzon。下顎低形成:Robin、Treacher Collins、Goldenharです。
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